Niki's Kitchenのクラスに参加する楽しみの一つは世界各国の行事とそれにまつわる食文化を体験できることです。お正月、バレンタイン、ハロウィーン等々、世界には"祭り""お祝い事"がたくさんありますが、なかでもパーティといえばやはり最初に浮かぶのはクリスマスではないでしょうか。
「クリスマス」として考えるとついひとくくりに考えがちですが、クリスマスほど国や地域ごとにバラエティに富んだイベントはない、というのはNiki'sに参加して以来強く感じていることです。祭り好きの血騒が騒ぎます。そんなわけで例年先生方が趣向を凝らしてくださるクリスマスクラスにいくつ参加できるか、身体がいくつあってもたりないくらいワクワクする季節です。
そして今年もいくつかのクラスに参加させていただいた中で池子にお住まいのチェイビスさんの家ではアメリカンカラ―満載の楽しい「ママのクリスマス」を体験してきました。
第五十回 「チェイビスさんのアメリカントラディショナルクリスマス」
春頃のクラスの時から「クリスマスにはぜひ来てね。私はパーティが大好きなの!」とおっしゃっていたチェイビスさん、おだやかな日射しの日曜日、池子ゲートにご主人とお迎えに来てくださいました。Ise Heightsの白いドアには大きなクリスマスリースが飾られていて、さっそく私たちを迎えてくれます。
いつもシックなお部屋の中も赤とグリーンをアクセントカラーにしたデコレーションで、よいアイディア!と思ったのは赤と緑のラッピングペーパーを壁飾りにアレンジしていたもの。そしてそれが最後のお楽しみの重要ヒントになっていたのです
そしてパーティの始まりは、まずはアペタイザー。蟹身たっぷりのデビルドエッグとエビのソテーガーリック&チリペッパー風味そしてエッグノッグ。これだけでもおなかいっぱいになりそうにボリューミーで、しかもエッグノックによく合い、すでにポワンとした気分になってしまいました。
パーティ大好きと自らおっしゃるチェイビスさん、すべてが段取りよくオーガナイズされていますが、その秘訣のひとつは強力な助っ人がいること。そう、ご主人のレジーさん!
まずはみんなにホットチョコレートを作ってくださいました。実はこの日はごひいきのアメフトチームの試合の中継があったようなのですが、それはひとまず置いておき、というように「おかわりは? もっとつくるよ!」と気配りしてくださいました。続いて登場したホウレンソウ、梨、アーモンド&ブルーチーズのサラダがあまりにも美味であっという間に平らげた私たちのためにささっとおかわりを作ってサーブしてくださる優しさがもう素敵(ハート)。アメリカのご主人っていいですね〜。それに比べ…(いわずもがな…笑)。
お茶目なレジ―さん。すてきなご主人です :)
そしてメインディッシュの登場!
Niki'sに参加しているとだんだんお肉とは"塊"でなくては、と思うようになりますが(笑)、この日もとろけそうにほろほろに仕上げられたスローローストのビーフブリスケッタ
がどっかーんとテーブルに用意されました。これにガーリックとチーズたっぷりのマッシュポテトとキャンディドキャロットを付け合わせたメインプレートです。
私たちが素敵なクリスマスプレートを堪能している間、エップスご夫妻は休むことなくデザートの準備。
デザートはレッドベルベットカップケーキ、ペパーミントブラウニー、ファッジアイスクリームケーキ、それにストロベリーチーズボウル…!!
もうもうもう、幸せすぎてありえへん世界:)
どれも可愛いカラ―、でもサイズはビッグなチェイビスさんクラスならではのスイーツの大集合。
食事が一通り済んだところでクリスマスのくじ引きタイムがありました。小さな紙片に「green color」「red color」「multi
color」とあり、何のこと?と思っていると何とレジ―さんから一人一人にくじに書かれたラッピングペーパーに包まれたクリスマスプレゼントが手渡されたのです。そう!あの壁にディスプレイされていたあのラッピングペーパーです。あのオブジェはこれだったの…感激しつつ包みを開けてさらにびっくり!!なんとなんとハンドミキサー、フードプロセッサー、スロークッカ―のプレゼント!!!大興奮の私たちが口ぐちにお礼を言うとチェイビスさんは「This
is cooking class」と微笑みます。ちなみに私はスロークッカ―をいただきましたが、年末年始はチリビーンズとタンシチューを作っちゃいました。今度はご主人の大好物のフライドチキンにも挑戦したいと思います。ありがとう、チェイビスさん!!!
その後さらに『エップス家のヒミツ』ゲームのWinnerにはさらにプレゼントがあり、帰りは私たちみんなサンタクロースみたいに大きな袋を抱えての帰宅となったのです。
*思わず記念撮影?!
このパーティの後、24日にご家族とクリスマスを過ごすためにアメリカへ発たれたチェイビスさん、お忙しい中を本当に私たちのために素晴らしいパーティを開いてくださいました。大学生のお子さんがいらっしゃるとは思えない若々しくてお茶目なチェイビスさん、残念ながら今年の夏には帰国されるのでこれが最初で最後のクリスマスパーティとなってしまいましたが、本当にハートフルで、呼ばせていただくなら「サウスアメリカのビッグママ」、今回幸運もパーティに参加できたメンバーはいつまでもNiki'sのママのことを忘れないでしょう。
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