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 ◆写真&文章:Niki
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今回のメニュー
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■赤ピーマンとカリフラワーのカレー
毎日食べるカレーをいかにローカロリーにするか、考え抜かれたレシピが嬉しい


「久しぶり!」ドアを開けると少しふくよかになったラサさんが顔を見せてくれた。

「最近 インターナショナルスクールでもヨガのレッスンをはじめました。今日もいってきました」
と流暢な日本語で話しながらリビングに向かう。

初めて会った4年前は日本語をほとんど話さなかったラサ。日本来て一生懸命勉強したんだそうだ。

「クラスに来る日本人と話すのが大好き!」

「ハイ、インドのスナックとラッサムスープ。」
テーブルに座ると、スパイスが香るサッポロポテトのようなインドのお菓子と、毎朝作るというラッサムスープが運ばれてきた。

「美味しい〜。ぜんぜん辛くないんだね。これはラッサムパウダーはつかってる?」

■レモンライス
冷たいジャスミンライスにスパイスの香るレモンソースをからめて作るインドの混ぜご飯


「これから先、簡単にインドの食材が手に入らない地域にいくかもしれない。だから身近なスパイスでなんでもできるようにしています。だからラッサムパウダー使わない。これはコリアンダーとかいくつかのスパイスを組み合わせて作る。ラッサムスープはインドの味噌汁。同じ。家で毎朝これを飲んでパワーつける。しょうががたくさん入れた。体があったまる。」



いったんリラックスをした所でクッキングの開始。

■豆乳入りロティ
普段肉を食べないベジタリアンのラサさんは、日頃からたんぱく質を手軽に取る方法を工夫している。


「うわ〜。カラフル」

「これが今日のカレーに使う野菜。レッドピーマン、カリフラワー、インゲン、にんじん、じゃがいも。冷蔵庫にあるお野菜何でも使える!。好きな野菜。インドでカレーは良く食べる。だから、家庭ではローカロリーに作るようにする。ヨーグルト、トマト、スパイス。インドの家庭料理とインドのレストランの味の違いはカロリー。インドレストランではヨーグルトの変わりに生クリーム使う。炒ったカシューナッツも加えてもいい。これはとっても美味しくできる。でもこれを食べてばかりいたら、高カロリーで体が大変!。」

■ライスプディング
優しい味のライスプディングは中にピスタチオ、ドライレーズン、カルダモン、アーモンドとたくさんのナッツ類がはいって楽しい一匙が楽しめます。 


野菜も電子レンジを使って柔らかくする。油はスパイスの香をだすときに使う小さじ1杯だけ。それなのにできあがったカレーはとってもまろやか!ローカロリーなのに美味しく。インド料理だけど辛く作らない。冬はしょうがやニンニクを多く使って体が温まるように。夏はきゅうりやナスをつかって体が冷えるように。季節季節の体に一番良い食材をメニューに取り入れことがラサの鉄則。



そして今回教えてくれた「レモンライス」。さっぱりした口当たりとナッツ類の香ばしさがなんともいえなく美味しい南インド特有のお料理。そして南インド料理の中で一番の大好きなメニュー。

フライパンでさっとナッツ類とスパイスを炒めレモンライスペーストを作る。それをジャスミンライスの冷やご飯にさっと混ぜて冷たいままいただく。このペーストは冷蔵庫で1月、できあがったレモンライスはなんと外に持ち出して3日間持つ。インドのベジタリアンの人々は、旅先でなかなか自分達の事情にあうレストランに出会えるチャンスが少なく、多くは保存に優れた独自のお弁当を持つようにしているという。ラサはレモンライスをお弁当にいれている。


ラサさんは大の豆腐好き。豆乳ににがりを混ぜて、電子レンジで豆腐を作って食べる。

「豆腐にスパイスはいれないの?」

「笑。豆腐には醤油が一番」

そういって今作ったばかりのお豆腐に醤油をかけて出してくれた。

ベジタリアンの人たちは肉類を口にしない。

「日頃からどうやって、てたんぱく質を取るか考えている。だから日本のお豆腐、本当に嬉しい。豆乳はいつも冷蔵庫にいれてる。インドのパンROTIを作るときにも使う。」

そういってROTIを作るときに使う全粒粉に豆乳を混ぜてあわせていく。これでたんぱく質が取れる。



ラサさんに会う度に、食を通していかに健康を保つかを考えさせられる。さすが医食同源の国、インド。ちゃんと食べ物一つ一つに意味があった。




●おまけ。今回は赤ちゃんのヨガ、「インドのベビーマッサージ」。

最近ヨガをクラスの中で取り入れているラサさんからちょっと変り種を教えてもらいました。

☆ふれあいを楽しむことにより赤ちゃんの情緒を育てるそうです。ベビーマッサージを行う時は服を脱がせ、オイルを両手に塗りながらマッサージを行う方法と、手軽に服を着せたまま行う方法の2タイプがあるんですって。赤ちゃんの体はデリケートなのでそれぞれの動作は優しく赤ちゃんに合わせて行いました。
@足の指に赤ちゃんの頭がかかるように、脚の上にしっかり体を固定しますA両足を上に持ち上げて、優しく反らせる。B両手を持って..
C交差させます。

D両手を持って腕を上に伸ばす。E両足を優しくマッサージ。
F右手を上から下にマッサージ

G左手を上から下にマッサージHお顔も優しくマッサージ
I反対側にして

J背中を優しくマッサージK両手を後ろで組ませます。
L前にもどしてMお鼻が高くなるようつまみます。N頭頂部が柔らかくなるよう撫でるように優しくマッサージします。