●写真:Shiho  ●文:Kunka

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ドイツ料理教室、フランス料理教室

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  ■料理教室の様子をお写真で見てみましょう
(お写真をクリックすると教室の写真ページに飛びます)
価格は5000円代〜それ以外一切費用がかかりません
(入会金 月謝等一切なし 食材費込 1回完結型のお料理教室です。旅行感覚でどうぞ)
 
 


 
  
  
 

「ドイツ料理教室」

http://www.nikikitchen.com


現在は東京、代官山でドイツ料理教室を開催しています。

本場の韓国料理を作ってみませんか?

1回のメニューは3品以上! 約3時間半〜4時間のクラスです
世界のお料理教室を10年続けているniki's kitchenが主催するドイツ料理教室です。
本場の味をドイツの家庭の味を作ってみなさんで試食します。
ドイツの方は勉強熱心で日本に来て日本語を勉強されている方も多いです。
是非ドイツ料理のの基本メニューから応用メニューまでわかりやす、楽しく作っりましょう。
ぜひ一度ドイツ料理作りに挑戦してみて下さい。



2010年に開講しているドイツ料理教室の先生のご紹介:

おもてなし術を皆さんと共に勉強をしながらクラスではドイツ料理はもとよりヨーロッパのお料理を教えていきます。代官山駅から徒歩10分。イタリア食材マーケットのイータリーから徒歩7分。瀟洒なご自宅にお住まいです。







 
 
<本格的なドイツの家庭料理をドイツ料理教室で学ぶ>
まずは今回のメインの一つ、煮込み料理のグーラーシュ。大きなブロックの牛 肉・豚肉を角切りにし、炒め煮します。蓋をして煮込んでいくうちに、あたり一 杯に漂ういい香り……。牛肉のみで作られることの多い料理ですが、豚肉をブレ ンドすることによってより味わいを深くしたのがペトラ流。ちなみにグーラーシ ュとはハンガリー語で「牛飼い」という意味で、オーストリアを通ってドイツに 渡り定着した料理だそう。ハンガリーではパプリカを使う赤い煮込みなのに対し 、ドイツでは茶色がかっていることも多いとか。

 そして今回のもう一つの目玉であるシュペッツレは、南西部ドイツで生まれ、 今では南部を中心にドイツの広い範囲で食べられるようになった名物料理。小麦 粉と卵、塩そして水を混ぜてこね、細く切って茹でたドイツふうの麺料理です。 玉ねぎとハムの入ったチーズのソースでいただくと、滑らかな舌触りと茹で立て の歯応えが絶品の一皿です。

是非ドイツ料理教室に遊びに来てください。


 
 

メインに負けない存在感を発揮したのが、デザートのアップルケーキ。上に敷 くリンゴも甘く煮たものではなく、スライスしてそのまま焼くタイプのもので、 素朴で温かい感じのケーキ。オーブンに入れるとすぐ甘酸っぱい匂いが広がり始 め、オーブンの中が気になってしかたない事態に……。  ドイツのケーキは甘みがしっかりしているイメージがありますが、ペトラさん のケーキは明らかに砂糖少なめ。聞いてみるとペトラさん自身があまり甘いもの は好きでないとか。でもお母さんお手製のケーキを楽しみにするお子さんたちの ために、ときどきはこうして甘さ控え目の焼菓子を作ってあげるのだそうです。


 ペトラさんのメニューは、味付けだけでなく調理方法にも工夫がいっぱい。ド イツの食べ物としてポピュラーなザワークラウトやポテトにもこだわりを注ぎ込 みます。最近は日本でも手に入りやすくなった袋詰めのザワークラウトを玉ねぎ 、ベーコン、胡椒、ベイリーフと一緒に炒め合わせてボリュームと味わいをプラ ス。ポテトも薄切りにし、オレガノとレモン、オリーブオイルで南欧ふうに味付 けします。昔からなじんでいる食材も、新しいアイデアで新鮮に、しかもおいし く生まれ変わるのです。


 しかし一方で、守るべき味はとことん守ります。スターターのミートボールス ープはまさに、ペトラさんの子供の頃からの思い出の味。浮き実の一つEierstand (アイアーシュタント)は、卵を溶いてナツメグを加え、蒸して四角くカットし たもので、ふわふわの卵焼きや、甘みのないプリンのような感じの優しい食感が 印象的。ペトラさんは小さい頃このEierstandが大好きで、家ではもちろん、おば 様のところに行くときも出されるのを楽しみにしていたそうです。鶏肉のお団子 と長ねぎの小口切りを浮かべたこのコンソメスープはまさに鶏つくね鍋のイメー ジ。食べてびっくりなほど親しみの持てる、温かい家庭の味でした。


 ふだんはイタリアを始めとする南欧ふうの料理を作ることが多いというペトラ さんですが、やはり小さい頃から親しんでいるドイツ料理への愛情は特別。彼女 の手、そしてテーブルの上から、清々しいドイツの風が感じられる至福の食卓で した。


シュペッツェレの生地の伸ばし方を教えてくれるペトラさん。ドイツにいる ときは手軽に買えるので、あまり自分で作ることはないそうです。

   



ドイツ料理のレシピです。
   
左はシュペッツレのソースに使用したハム。普通に売っている薄切りのもの でOK。 右の二つはグーラーシュ用のブロック。牛肉と豚肉を両方使うのがペトラ流です 。

大きめの鍋にオイルを敷き、一口大に切った牛肉・豚肉と玉ねぎ、にんにく のスライスを炒めます。水をまったく入れなくても、肉と玉ねぎから出た水分で煮込み状態に。豊か な香りがキッチンいっぱいに広がります。
小麦粉でとろみを付け、生クリームを加えてグーラーシュが完成。ケーキのベースをブレンダーでまぜ、型の底に敷き詰めます。その上に細か刻んだナッツをたっぷり散らして。


リンゴは煮たりせず、細めに切ってレモン汁をまぶし、そのまま生地の上に 。
シュペッツレの生地は、きれいにしたまな板の上で少しずつ伸ばすようにす れば、おうちでも上手に作ることができます。パンとケーキを焼いているところ。間口の大きなオーブンだと、一度にでき て便利ですね。


リンゴのケーキが完成。煮ないリンゴのサクサク感とケーキ部分のホロホロ した食感が絶妙にマッチしています。
パンを焼く時に書かせないサワー種の代わりにペトラが使ったのは、なんと 乳酸飲料のピルクル! 代用品を探して辿り着いたのがこれだったそう。

ガーリックポテトは、5ミリ程の厚さにスライスしたじゃがいもにオレガノ を効かせ、 オーブンで焼きます。ポテトが完成。カリカリした口当りが好評でした。
大きなカトラリーケースからフォークやスプーンが出され、ダイニングのス タンバイOK。


最初にミートボールのスープを試食。その後、シュペッツレを茹で、茹で立 てをいただくことに。

茹で立てのシュペッツレはクリーム色でピカピカ。滑らかな口当りなのにコ シもしっかり。
シュペッツレに添えるチーズソース。カルボナーラのようなクリーミーで食 べやすい味。ハムも入っていてボリュームがあり、これだけでおなかいっぱいに なってしまいそう。野菜とミートボールのクリアスープ。ナツメグを効かせた鶏挽肉のお団子を 浮かべたコンソメスープは、長ネギの香りとあいまって、まるで鶏つくね鍋のよ うになじみやすい味。黄色いダイスの浮き実はEierstand。卵を溶いて蒸し、小さ く切ります。柔らかい卵焼きのようなふんわりした食感。


ペトラの食卓に欠かせないドイツスタイルのパン。日本ではなかなか買うこ とができず、自分で焼くようになったのだとか。