●サラダ　デ　ノエルクリスマスのゴートチーズと自家製スモークサーモンの伝統的なサラダ

ゴートチーズとはヤギのミルクから作られたチーズです。 サラセン人がフランスに侵略した時にヤギのミルクとチーズを持ち込んだと言われ、 今ではフランスでたくさんの種類のゴートチーズが生産されています。 塩気、酸味、苦味が複雑に交じり合った独特の風味があり、脂肪分が少ないことから消化しやすいと言われています。
ヤギミルクの唯一の問題は牛１頭分のミルクを得るために１０頭ものヤギが必要になることでしょうか。 そんなヤギのチーズはフランス料理のシェフが好んで使い、 チーズプレートに並ぶのはもちろんのこと、フルーツに添えたり、サラダ、キャセロール、スタッフィングに使ったり、 マッシュポテトに混ぜたり、さらにはデザートにも使われます。 今回はこのゴートチーズを使ってパリのカフェなどではおなじみのサラダをご紹介します。 ゴートチーズは加熱するとまた独特の味わいがあります。 今回は自家製サーモンも添えてさらにゴージャスに仕上げます。 ゴートチーズはミディアムボディのワインにぴったりなので、ワインとの相性も楽しんでみましょう。


※ここでは自家製スモークサーモンの作り方を勉強します。
しっとりとろける美味しさのスモークサーモン。実は冬季でしか作る事ができません。家庭でも手軽に作れますので是非挑戦してください。


●森のきのこのブシェ・ア・ラ・レーヌ
ブシェ・ア・ラ・レーヌとは‘女王様の一口’という意味。
ルイ１５世の妃のためにパイ料理をファッショナブルにするために一口サイズのパイの詰め物を考案したことが始まりだそうです。 またアルザス地方ではクリスマスにこのお料理がよく出されます。 今回はフランスの香り高いいろいろな種類のきのこを使ってクリーミーなソースで仕上げ、パイ生地の器に詰めます。 女王様のようにパクッと一口でいただいてみましょう。


●ウィスキーフランベと野菜のティムバル二種類のお口取りを楽しめる海老のグリエ
美食の地としても知られるフランスのクリスマスにふさわしい海老のお料理をメインに選びました。
舌の上でフランベされた海老がほろっと香るのがこのお料理の特徴。黄金色の透き通った海老に添えられる野菜のティムバル、そしてソースと三味一体で楽しめる寒い季節にぴったりの体が温まるお料理です。ワインと共にいただけば風情が口の中に力強く広がります。


●ヴァシュラン

ヴァシュランとはメレンゲを使ったフランスの美しいデザートです。 ヴァシュランの名前の由来は同名のチーズで、色や形が似ているそうです。 通常はクリスピーなメレンゲのリングと、クリーム、ベリー類をレイヤーにして重ねて作りますが、 アイスクリーム、生クリーム、ベリー類を中に詰めることもあります。 ジャックのヴァシュランは自家製バナナアイスクリームとバナナと相性抜群のチョコレートクリームを 詰めていただきます。


●フランスパン


●赤ワイン


●白ワイン


●コーヒー


●各種お飲み物