khoubuz nowarat shems
★ひまわりの形のパン：ホブズ　ノワラト　シムス
モロッコではヒマワリの種を良く食べます。まず種を塩焼きにして、 おしゃべりをしながら殻をむいて、おやつ感覚で食べます。
モロッコでのヒマワリは元気の象徴。
このパンはひまわりの形をしています。繊細な味わいのブラッククミンをふりかけてつくります。

一番近いものはフランスパン。周りかりっとしていて、中はフワフワ。タジンに会う食事用のパンです。
※モロッコではハマムを炊いている窯にパンの生地をもっていき焼いてもらう習慣があります。そのためモロッコの女性の多くはパンを生地からこねます


bed meaamar shelada
★茹で卵のサラダ
モロッコでは朝はパン食。昼はタジンなどの重みのあるお料理で囲み、夜は軽食という食事のバランスが基準になっています。
そしてゆで卵を食べる習慣が非常に多く、おもに朝食はふつうにゆでた卵を食べるのですが、 昼は前菜として詰め物をしたゆで卵が良く登場します。 前回うさぎの形をしたゆで卵の詰め物が大好評でしたが、今回の詰め物はまったく味とデザインが異なります。たくさんある詰め物卵のバリエーションをみなさんにまたご紹介できればと思っています。


Tajin elkhershouf
★タジン　ド　カードル
日本の「フキ」はモロッコのアーティチョークの茎と同じ味がします。モロッコではアーティチョークが 非常に人気のある野菜で塩焼きにしたり、タジン料理に使われたりします。
多くの場合は固いアーティチョークのガクをむしり、小さく残った柔らかな部分だけをお料理することが多いですが、それ以外も咲き終わった花の後に残る、太くしっかりとした茎もよく料理をします。 日本ではフキは苦味を残しながらいただくようですが、モロッコでは苦味を残しません。 そんな調理法をまじえながらお肉と一緒に煮込むタジンをご紹介をしたいとおもいます。
写真はモロッコのアーティチョークと茎を売っている市場の様子






sherejmat janna
★天国の窓
サクサクとした蜂蜜味の揚げ菓子です。 表面にたくさん穴があいているのでアラブ各国で「天国の窓」とこのお菓子をよんでいます。 アラブでは天国は「天国はお母さんの足の下にある」といわれ、親孝行をすると天国に行くと 信じられています。アラブでの天国のイメージは日本人の考える天国感に似ています。花が咲き乱れ青い空と白い雲や虹。なにもかも豊かで幸福感に満ち溢れた場所です。
このお菓子は様々な形作りも楽しみの一つです。是非それぞれの成形法も楽しみにしていてください。写真はマリカ先生が作った実物です。



Moroccan tea
★モロッコのお茶

モロッコのミントティーをお出ししています。わたしはミントを育てています。モロッコではミントティをアッツァイと呼び、生のミントの葉とお茶を使って作ります。砂漠の国のお茶は私たちの喉に潤いを与えてくれます。
ミントの葉の収穫ができないときは他の生ハーブのお茶をご紹介します。お菓子と共に本場モロッコのティータイムを楽しみましょう。