●１．梅干菜扣肉（メイガンサイコウロウ）：
※梅菜と豚蒸し
台湾客家料理の名物です。中国南部に客家（ハッカ）と呼ばれる少数民族が暮らしています。
その民族の独特の料理のことで、客家料理自体は、台湾でも珍しいお料理です。
中でも梅干菜扣肉は有名で、白いご飯に良く合う、台湾の人々にとても愛されているお料理です。

さて客家料理の特徴は、漬物など日持ちのするものを使うこと。
そのためこのお料理には「梅干菜（メイガンサイ）」という漬物が使われます。
梅干菜扣肉は、豚のバラ肉を調味料で長時間を漬け込んでから梅干菜と一緒に1時間以上蒸します。
豚肉のこってりした味わいを梅菜の香りと塩辛みが引き立て、その味わいは格別です。

また、梅干菜扣肉の中の扣（コウ）は椀という意味を持ち、
ボウルをひっくり返して器に盛りつける美しさも、このお料理を有名にした理由の一つです。

※梅干菜（メイガンサイ）...生のカラシ菜を４５日間を塩漬けした漬物を干し乾燥させたもので、
日本の高菜漬けに似ています。
この発酵した香りが梅干しに似ているからと、その名が付きました。
カラシ菜の根の部分は、大頭菜と呼ばれ、漬けるとザーサイになります。
※↓ひっくり返すのも楽しい梅菜と豚蒸



●２．苦瓜炒鹹蛋（クーグアツァウシェンダン）：
※ゴーヤと塩卵炒
ゴーヤといえば沖縄のゴーヤーチャンブルが有名ですが、台湾には苦瓜炒鹹蛋（クーグアツァウシェンダン）
というゴーヤ料理があります。このお料理には台湾の塩卵を使います。
塩卵は台湾の朝食には欠かせません。また月餅の中に入れることでも有名です。
苦瓜炒鹹蛋は簡単な一品です。誰でもレストランと同じような味がお家で再現できます。


●３．蝦仁豆腐（シャーレンドウフ）：
※シャーレン豆腐
誰でも一度は「シャーレン豆腐」の名前を耳にしたことがあるかもしれません。
見た目は麻婆豆腐のようにソースの中にお豆腐を浮かべたようなお料理ですが、
辛みはなく、お豆腐に海老塩味の旨みを染み込ませたようなヘルシーな一品です。
ご飯にもビールにも良く合います。


●４．竹笙干貝香湯（ツースンガンベイシャングータン）：
※高級キヌガサダケと干し帆立のスープ。
さっぱりした味わいのスープです。
台湾の宴会料理でよく登場する豪華な料理です。
キヌガサダケは竹林に生息するキノコで梅雨の時期に育ちます。傘が１日でしぼんでしまうため、大変珍しく
中華料理の超高級食材です。キノコ自身には味がないため、上等のスープで味を含ませていただきます。

※台湾では干し帆立とキヌガサダケは良く贈り物としても好まれている。写真はXO醤やアワビの缶詰も入って2000台湾ドル（約6000円）と高級↓



●５．布丁豆花（ブーディンドウファー）：
日本や海外からの旅行者達が楽しみにしている台湾スイーツ。
地方グルメ魅力いっぱいの中から、台湾の代表的デザート「豆花」をご紹介しましょう。香港では「豆腐花」とも呼ばれているこのデザート。なめらかで、やわらかな、初めてのおいしさです。
そして冬は「熱豆花」という、温かいデザートとして、夏は氷やシロップをいれたり冷やしていただきます。
豆花の原料はもちろん大豆。各屋台で秘伝の作り方があるそうですよ。
豆花は毎日作って、作り立てを食べるのが美味しさの秘訣だそうです。
※屋台での豆花↓ソホン先生豆花のトッピングもお楽しみに。





●６．白いご飯。


●７．ウィルカムドリンク：台湾産凍頂烏龍茶。


●８．お土産：台湾産凍頂烏龍茶。