●Roasted Achiote Marinated Shrimp with a Cucumber and Avocado Salad
（アチョーテ・シュリンプのロースト　きゅうりとアボカドのサラダ添え）
エルサルバドルの食材の中心的存在であり、代表的な水産品でもある海老を使っ たラテンテイストの前菜です。暑さも吹き飛ぶ鮮烈な風味でマリネした海老をロー ストし、アボカドのねっとりした食感と一緒にいただきます。フレーバーのメイ ンであるアチョーテは、原料となるベニノキの種をすりつぶして作られるペース トで、色鮮やかな南米の料理に欠かせない存在。今回はロバートお手製のアチョー テ・ペーストが登場します。お楽しみに。


●Casamiento
（南米の豆ご飯「カサミエント」）
カサミエントとはスペイン語で結婚のこと。また、豆と米を炊き込んだ南米諸国 で多く見られる料理の名前ともなっています。スペインの植民地だった時代にも たらされた米と、現地の主要な栄養源だった豆を「結婚」させてできた、まさに 文化の融合。お祝いの席に登場することも多く、赤っぽい豆とご飯の組み合わせ はまさに南米のお赤飯です。


●Pupusas De Queso with Crutido and Salsa Rojo
（チーズ・ププサ　クルティードとサルサロホ）
毎回ポリュームたっぷりで、完食が難しいと言われるロバートのメニューですが、 これだけはぜひクラスで食べて帰っていただきたい、ロバート一押しの味です。 見た目は丸く膨らんだ巨大なおやきのような、エルサルバドルの国民食、ププサ。 インディオの言葉で「ぷうっと膨らむ」を意味する名前のとおりの格好をしてい ます。エルサルバドルの街にはププサを専門に供するププセリアが至る所にあり、 ポークや豆、そしてチーズなどを挟んだいろいろなププサを焼いていて、特に朝 食時に人気を集めているそう。実はププサは米国でも人気なのですが、小麦粉を使った生地の場合 がほとんどだとか。今回のクラスではマサと呼ばれるとうもろこし粉を使い、中 にケソ（スペイン語でチーズ）を詰めた本格的なププサを焼きます。ぜひその場 で焼き立てを味わってください。
■ププサに添えるのは、クルティードと呼ばれるチリの効いたキャベツのピクルスと、トマトから作るチリソース・サルサロホ。ププサの食感と香りをいっそう引 き立てる名脇役、こちらもすべてクラスで作ります。


●Pastel De Tres Leches
（ミルク三種のケーキ「トレス・レチェ」）
中米から南米にかけての広いエリアで愛されるトレス・レチェ。エルサルバドル でも人気のデザートです。スポンジに三種のミルク（トレス・レチェ）をしみこ ませ、冷やして食べると暑い季節にもぴったり。焼いた生地に液状のシロップな どをしみこませるケーキは、ティラミスなどヨーロッパで多く見られます。スポ ンジの焼成が多少うまくいかなくても、シロップをしみこませることで肌理をそ ろえ、きれいに仕上げることができるのがうれしいところ。夏休みに親子で挑戦 するのもお勧めです。


●Roberts Special Summer Drink
（スペシャル・ドリンク）
スイカなど季節の果物をふんだんに使ったドリンクをご紹介します。


●Coffee
（コーヒー）

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