Simit
●シミト（モロッコ版）
円形のパンで、ポーランドでは「クラクフのパン」。アメリカでは「トルコのベーグル」と呼ばれています。
モロッコはもとより中東、ギリシャ、ポーランドなどバルカン諸国で作られています。
レバノンでは「サクサク」、トルコでは「くだけている」という意味を持ち、
歯切れのよさが特徴です。名前からわかるように地域によって食感が少しずつ変化をします。
トルコのストリートでは「シミト」屋という行商人が頭の上にトレイをのせ、パンを運びながら売る光景を見ることができ

実はこのパンはもうひとつ由来があります。それは「ベーグル起源説」です。
日本などで広く知られているニューヨーク式ベーグルの起源は「ウィーンのユダヤ人のパン屋」と言われていますが
シミトが起源だというものです。
ポーランド版はこちらのかたが良く書かれています。
http://plasysta.exblog.jp/16117436/


Matesha shelada be sardil
●サーディンのサラダ

オイルサーディンのさっぱりした組み合わせの夏のサラダです。
オイルサーディンの缶詰の生産国のひとつにモロッコがあります。
モロッコのオイルサーディンの缶詰はまぐろのように特大です。それはモロッコの人たちがオイルサーディンが大好きでたくさん食べるからだそうです。 モロッコの人の大好きなオイルサーディンの食べ方をモロッコのオイルサーディンと共にご紹介します。 手作りのスパイスの入ったドレッシングをたっぷりとかけて召し上がってください。


Sardil mathon warda
●サルデル　マトホーン　ワルダ
（イワシの挽肉のお花）

ちょっとめずらしいイワシ料理をご紹介します。
ふわふわと湯気立つドーム型の野菜のケーキの中からは美味しい鰯料理があらわれます。
新鮮な鰯にチーズやハーブ、そしてスパイス。
モロッコの鰯料理はどんな魚料理にも負けない美味しさがあります。


warda be louz wal coco
●ワルダ　ベ　ローズ　ワル　ココ
（ロゼッタのクッキー　アーモンパウダとココナツ包み）
まるでケーキ屋さんに並んでいるプロのお菓子のようですが、
モロッコではごくごく一般ののご家庭で普通につくっているお菓子です。
モロッコは薔薇の産地のため、薔薇の形をしたお菓子がたくさんあります。
ロゼッタのクッキーはブルベリー、ザクロシロップ、ミントリキュールやサフランと４種類つくります。
クッキーの中は餡のように詰めものを詰め、バラの形に巻きます。



●モロッコのお茶
モロッコのミントティーをお出ししています。わたしはミントを育てています。
モロッコではミントティをアッツァイと呼び、生のミントの葉とお茶を使って作ります。
砂漠の国のお茶は私たちの喉に潤いを与えてくれます。
ミントの葉の収穫ができないときは他の生ハーブのお茶をご紹介します。
お菓子と共に本場モロッコのティータイムを楽しみましょう。