Minestrone Soup with Pesto
（リグーリア州のペスト入りミネストローネ）
ミネストローネは日本でもおなじみのイタリア料理。その歴史は古く、古代ロー マ時代に遡ります。当時の食事は現在のポレンタに通じる穀物粥と野菜スープ、 つまりミネストローネでした。現在ではイタリア全土に台所の数と同じだけレシ ピがあると言われ、味つけも具材もさまざまです。今回ご紹介するのは、ジェノ ヴァを州都とするリグーリア州のミネストローネ。豆を使うのと、仕上げにペス ト・ジェノヴェーゼを添えるのが特徴です。出来立てのペストを添えた温かな癒 しの味をどうぞ。


サンドイッチその1：
Smoke Ham, Brie Cheese, Fruits Chutney and Watercress Sandwich
（スモークハムとオリジナル・フルーツチャットニーのサンドイッチ）
サンドイッチの最大の魅力はさまざまな味と食感のハーモニー。甘い、辛い、酸っ ぱいなどの味の取り合わせと、サクサク、モチモチ、とろーり、などの食感のコ ンビネーションを一口で楽しめるものが優れたサンドイッチです。一つ目のサン ドイッチはスモークの風味の効いたハムとブリーチーズをメインに、自家製のフ ルーツチャットニーを添えて、塩と甘みの絶妙なバランスを探ります。

なお、クラス内でフルーツチャットニーの作り方もご紹介します。材料の入手状 況によって洋梨もしくはりんごとなります。
※実物↓



サンドイッチその2：
Smoked Turkey Cobb Sandwich
（ターキー・コブサラダ・サンドイッチ　ブルーチーズドレッシング）
コブサラダは玉子やベーコン・アボカドなどを盛り込んだハリウッド発祥のサラ ダ。取り合わせの妙とボリュームで日本でも人気です。このコブサラダをサンド イッチに仕立てたのが二つ目のサンドイッチ。もちろん、サラダをパンにはさん だだけではありません。それぞれの素材を美味しく、しかも調和の取れたサンド イッチに仕上げる秘訣が、今回ご紹介したいプロの知恵なのです。


Butterscotch Pudding
（ブラッドリー・オグデンのバタースコッチ・プディング）
バタースコッチはイングランド生まれのキャンディ状のお菓子ですが、現在では アイスクリームにかけるソースやケーキなどのフレーバーとして登場するほうが ポピュラーかもしれません。ロバートのバタースコッチ・プディングは、かつて ラスベガスのレストラン「ブラッドリー・オグデン」でシェフをしていたころ実 際に提供していたレシピによるもの。ウイスキー風味の大人の味にクリームをたっ ぷり添えていただきましょう。


New York Egg Cream Soda
（ドリンク：秘密のエッグクリーム）
見るからにアメリカンなドリンクでありながら珍しく甘さが程よいエッグクリー ム。ブルックリンに起源があり、現在では全米のドリンクスタンドで提供される チョコレート風味の定番です。玉子もクリームも入っていないのにエッグクリー ムというのはなんとも不思議なネーミングですが、もともとは玉子が入っていた のに、経済上または衛生上の理由で玉子抜きになったから、など理由は諸説あり ます。ソフトドリンクとして、クラスではロバート考案のカクテル仕立ての飲み 方もご紹介します。お好みに応じてお選びください。


Coffee
（コーヒー）


Fruits Chutney to take home
（お土産：フルーツチャットニー）
クラスで作るフルーツチャットニーをお分けしますので、ご自宅でもぜひお楽しみください。250cc程の容量の密閉できる容器をお持ちください。タッパーやジップロックよりも煮沸消毒したガラス瓶などがお勧めです。