●Beef Barley Soup （牛肉と大麦のスープ）
肌寒い日にうってつけのメニューとしてアメリカ全土で供される定番スープ。ス コットランドの「スコッチブロス」や、スイス東部グラウビュンデン州の「ビュ ントナー・ゲルステンズッペ」など、世界最古の穀物といわれる大麦のスープは ヨーロッパ各地で伝統の味として親しまれています。牛肉に加え野菜もいっぱい のおかずスープですが、他の穀物入りのスープと違うのは、ボリュームがあって もお腹にもたれないこと。軽いランチのメインにもふさわしい一皿です。


●Shrimp and Crab Burgers
（シュリンプ＆クラブ・バーガー　ケイジャン・タルタルソース）
新鮮なカニをふんだんに使ったクラブケーキは、主に米国東部の海沿いで軒を並 べる軽食店の人気料理。スコットランドのフィッシュケーキにカニが使われるこ とから、こちらも原型は大西洋を渡ってきたものと考えられています。今回はカ ニとともに海老も使い、サザンスタイルで人気のバーガー仕立てに。ルッコラや ピーマンなど野菜もふんだんに、ロバートオリジナルのスパイスミックスで作る ケイジャン・タルタルソースでいただきます。さらにこのクラスでは、パテに合 わせバーガーバンズもロバートの自家製。シーフードにぴったりのバンズをぜひ お試しください。（時間の都合上、パンはクラスの開始前に焼いておきます）


●Cheese Grit Fries
（焼き立てサクサク！モツァレラ・グリッツ・フライ）
とうもろこし粒を粗く挽いたコーングリッツ。米南部では粥状に炊き、サイドディッ シュにするのがおなじみです。しかし毎日のように食べていたのではちょっとマ ンネリに…ということも。そんなときに生み出されたのがこのグリッ ツ・フライです。チーズ味のグリッツを切り分け、オーブンで表面をサクサクに 焼き上げます。今ではフライにするため炊いたグリッツをわざわざ冷ます…とい うくらいの定番メニュー。

グリッツとは、もともと古英語の「粗挽きの穀物と、それで作ったお粥」をあら わす単語からきています。例えばドイツにも主に赤色のベリー類を煮詰めて冷た くしたローテ・「グリュッツェ」というデザートがあり、名前の語源はグリッツ と同じと言われています。果実の種のつぶつぶ感とコーングリッツのつぶつぶ感、 見た目は違ってもその不思議な食感の魅力はどこかでつながっているのかもしれ ませんね。


●Banana Pudding
（クラシック・バナナ・プディング）
アメリカで子どもたちが最初にチャレンジするスイーツクッキングはこれ！とい われるバナナ・プディング。イギリスの人気デザート、トライフルが元になって いるという説が有力です。ウエハース、バニラプディング、バナナのそれぞれ異 なる口当たりのコンビネーションを楽しみましょう。クラスではロバートのデザー トらしく、簡単ながらもエレガントなフレーバーでご紹介する予定。


●White Wine
（白ワイン）
シーフードバーガーに合わせて…シャルドネの美味しいのがあればと探している ところです。


●Coffee
（コーヒー）

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