●１.弁当にも入れられるバンチャン「ちりめんじゃこと人参の炒め：チャンミョルチボックム　」(잔멸치볶음)　
韓国ではちりめんじゃこの炒め物を「ミョルチボックム」と呼び、定番のお弁当のおかずです。
日本と違い、ジャコは野菜と一緒に作ることが多く、各家庭によって味付けが異なります。

※ミョルチボックムは、たんぱく・ビタミンD・カルシュウム・マグネシュウムが豊富で核酸を多く含
むため韓国では若さを保つのにも良いと人気のおかずです。


●2.弁当にも入れられるバンチャン「ノリムッチム」　(파래무침)　
韓国では春先、市場に「パレ」と呼ぶ青い海藻がお目見えします。
岩のりに近いですが日本ではあまりパレは見かけません。
長めで細くて見た目は海藻ですが調理すると海苔のような味がします。
このパレを使い磯の香りの香ばしい味のバンチャンを作ります。

※海苔には多くの成分が含まれていて、たんぱく質 、カルシウム、ビタミンA、
ビタミンB12など、体の健康に欠かせない成分を 多く含んでいます。


●3.春採りアスパラカスと新じゃがの韓国サラダ　(아스파라 감자샐러드)　
春先に収穫される新じゃがと、柔らかいアスパラガスを使った韓国のサラダです。
このお料理は韓国の若い主婦の人達が作るお料理で、マヨネーズ系のドレッシング
を特徴としています。


●4.鶏と干タラのチム　(닭북어찜)
朝鮮王朝時代に宮廷で作られていたお料理として知られて現在ではお祝い料理の定番として
召し上がるカルビチム。このお料理の派生バージョンで鶏と干しダラで作ります。
韓国でプゴと呼ばれる干タラを丸ごと使い、でしっかり味付けをしてじっくりと煮込みます。
お箸でつついただけでも崩れるくらいに柔らくなったプゴが最高に美味しいです！

※さてプゴの効能ですが、アミノ酸が豊かで肝臓を守り、解毒作用が優れた効果がありタンパク質が
豆腐の8倍も入っていて子供にも栄養のおかず食材ブゴです。
子供にもブゴックや和え物を食べさせることで免疫力が強化されそうです。


●5.ヨモギ豆粉の汁　(쑥콩가루국)
ヨモギも春先ならではの韓国の食材です。
韓国料理は季節の野草をつかったお料理がよくありますが、特に春にはヨモギを いただく風習があります。

煮立てた汁にヨモギを入れた春の香りたっぷりのスープです。
地方や家によって作り方はちがうが、米のとぎ汁や、大豆を使い、味噌で味つけすることが多く、
こうすることで、香りがよくまろやかに仕上がります。

※よもぎは、ビタミンＡ・Ｃがきわめて豊富なほか、鎮痛、解毒、虫下し、血圧降下、
血をきれいにする、体を温める、血管を丈夫にする、免疫力を高める、などの
すぐれた薬効をもつため、漢方薬としても重宝されてきました



●6.玄米ご飯
ヨモギ豆粉の汁に合わせて今月は玄米ご飯を選びました。


●7.韓国伝統茶