六本木、英語でのクラスです。
ヨーロッパ大陸の南西に位置するセルビアは牧歌的な風情を残していて、
古くからのお料理が今も尚、愛されている地域です。
わたしの幼少のころ、我が家は両親と祖父母が同居をしていました。幸運なことに祖父母が大変料理上手でした。 成長するに従い父系の祖母からピカンテ(唐辛子)、香辛料、お肉をベースにしたセルビアの田舎料理を習いました。 それらはすべてオーガニックで彼らの農場で育てられたものです。メインでご紹介する焼肉鍋「レスコヴァッツ ムチュカリッサ」は多くのセルビアのレストランで目にすることができるお料理ですが、元はセルビアで一番美味しいお肉を作る町から生まれた名物料理です。
話は変わりますが ユーゴ解体時、わたしは子どもでしたが、大好きだったお料理が私の記憶の中に残っています。
この「ボスニアのベイクドアップル」と呼ばれるものは、
旧ユーゴの一部であるボスニアに住むシェフをしている友人からぜひ日本で教えてほしい、と言われた大切なレシピです。
ちょうど秋は林檎の季節ですので暖かいお料理と共にメニューを考えました。
キフリッツェイメージ
セルビアの焼肉鍋
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ベイクドアップルイメージ
●1.ウェルカム ドリンク:グリューワイン
ワインと香辛料などを温めて作るホットカクテル。
ヨーロッパ各国に存在し、クリスマスシーズンに向けて多く出回るようになります。
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●2. Kiflice sa sirom
チーズロールパン「キフリッツェ サ シロム」
セルビアの朝ごはんは美味しいパンで始まります。朝の未だ目覚めぬ胃にスッとはいってしまう魔法を持っています。
「キフリッツェ」はロール。「シロム」はセルビア語でチーズという意味です。
ベーカリー屋さんでは「キフリッツェ」にほうれん草やハムなど色々なものを挟んだサンドイッチがグラム売りをされていて その姿はとても可愛らしいものです。映画「魔女の宅急便」でキキは住み込みで働いていたパン屋さんに、よく似ています。 「キフリッツェ」を家庭で作る時は「ムレカラ」という牛乳屋さんにチーズを買いに行き、手でこねあげ、風味の優しい朝食パンを焼き上げます。
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●3.Supa sa knedlama
チキン クネーデルスープ「スーパ サ クネドラマ」
以前はユーゴスラビアだった地域の家庭ではどこでも見ることができます。
クネーデル。お団子の中に杏子やジャムを詰めてパン粉や砂糖をまぶして食べるお菓子を食べたことがある人もいるかもしれません。 クネーデルにはお菓子の他に「すいとん」のような役目をしたお団子料理も有名です。こちらも 「クネーデルを食べ始めると止まらない」「クネーデルなしでは空腹は治まらない」 という2つの格言がヨーロッパの各地に残されているほど、人気の高い伝統料理です。 チキンスープに絡ませた「クネーデル(すいとん)」のおいしさの秘密は、セルビアではパン屋じゃがいもではなくセモリナ粉でつくること。 料理の腕もさることながら、温かいうちに食べること。 これからの時期に楽しいスープです。
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●4. Leskovacka muckalica
セルビアの焼肉鍋「レスコヴァッツ ムチュカリッサ」
南東部レスコヴァッツの伝統料理です。
レスコヴァッツはセルビアで一番美味しいお肉を作る町として有名。
そのためこの町の伝統的なこの鍋料理もお肉を使ったものです。
香ばしくグリルした何種類かのお肉。これをパプリカ、唐辛子など野菜をたっぷりつかったムチュカリッサと呼ぶ組み合わせのもので、 ぐつぐつと土鍋で煮込んでいきます。
このお料理はセルビアの南東部の人々やロマの人々の情熱的な性格を反映していると言えるでしょう。 じっくり煮込んだ熱々の肉、スパイシーなソース...体の芯から温まり元気が出ます。
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●5. Tufahije
ボスニアのベイクドアップル
「ユーゴスラビアが紛争により解体された時、わたしはまだ子供だったので、この素晴らしいデザートのことをすっかり忘れそうになっていました。 これは旧ユーゴの一部であるボスニアに住むシェフをしている友人からぜひ日本で教えてほしい、と言われた大切なレシピです。」とヘレナさん。 甘酸っぱい焼き林檎にメレンゲやナッツで飾り、シロップをかけ、甘いクリームをのせたデザートです。 かつてケルトの人々は東はユーゴスラビアやルーマニア、西はフランスやスペインにまで移動をしました。 ケルトの人々は「林檎」を神々の食べ物とし、リンゴの木片は恋愛成就のお守りとして大切にされてきました。 たわわな林檎のなる季節に、このデザートをご紹介したいと思います。
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●Doma�・a kafa i biskvit
「ドマカカファ」
ドマカカファはセルビア語で「地元のコーヒー」をあらわします。 セルビアに行くとトルココーヒーと呼ぶこともあります。 なぜならコーヒーの入れ方がとても変わっていてトルコ式とよばれる形でいれるからです。 このコーヒーはオスマン帝時代のの置き土産です。
●各種お飲物
※ご予約方法につきまして
※ご予約後、「自動的に予約完了メールが届きます。届かない場合は、nikikitchen@ga2.so-net.ne.jpまでご連絡お願いします」
注)取りあえず押さえておく為のご予約はお断りしております。
※注)取りあえず押さえておく為のご予約はお断りしております。
※ご入金後のキャンセルはご返金できませんので、ご出席できない場合は代理の方をご紹介くださるか、ご欠席のご連絡をお願いいたします。ただし家にあがって習うクラスですので、譲った方は譲った人の責任をもっていただくかたちになります。ネットでの販売・譲渡は不可です。
※他のクラスへの変更はできません。
※お申し込み後初めての方は3日以内、リピーターの方は5日以内にお振込みいただく前金制です。
※持ち物:エプロン、筆記用具、カメラ等
※待ち合わせ場所★※待ち合わせ場所:六本木ヒルズの正面にある銅像ママン前にて(地下鉄六本木駅1C出口直結のエスカレーターのぼった地上にある銅像)。
そこから皆さんでヘレナさんの家にお向かいいただきます
※ママンの写真
※おこさま連れはティーンエイジャーから参加可能。