ハンガリーの素晴らしきスープ(レベシュ)をひとつご紹介します
Welcome drink: Levendulas mentaszorp (Lavender-mint syrup)
●ウェルカムドリンク：ラベンダー・ミントシロップ
ハンガリーから春の味を運びます。


Appetizer: Hungarian snacks　(biscuits, snacks brought from Hungary)
●アペタイザー：ハンガリースナック
ハンガリーから持ってきたスナックやビスケットなど


Narancs leves
●スープ：ナランチ　レベシュ　（オレンジスープ）
ハンガリーの人々は季節ごとに飲む旬のフルーツスープを大切にしています。
このオレンジスープは春から夏にかけてとても人気のあるスープです。
温めれば寒い日に体をあたためてくれ、冷やすとさわやかな春夏のフルーツスープへと変化を遂げます。
その日の気温で決められるため、とても愛されています。
※実物↓



Main dish: Lecsos tokany (Pork slices in lecho sauce)
●メインディッシュ　ポーク・レチョー
甘く美味しい野菜が収穫される夏。
ハンガリーの人々は野外で夏の恵みを大きな鍋で煮込むレチョーパーティーをします。仕事を終えた夕刻、あちこちの野原に大きな鍋を設置し、
鍋の中のコクのある甘さと辛さを持つレチョーをみんなでつつきながら夜が更けるまでお酒を飲み会話を楽しみます。
レチョーはハンガリーではグーラッシュと並ぶ人気のお料理です。
レチョーは夏野菜であるトマト、玉ねぎ、パプリカを使ったハンガリーの濃厚なシチューです。
一見、辛そうですが、食べてみるとそんなことはなく、濃厚で味わい深いおいしさがします。
パンのソースにしたり、ごはんにかけて食べたりと色々な場面で活躍をしてくれるお料理です。
豚肉の代わりにソーセージやベーコン、卵やスクワッシュ（※かぼちゃの一種）を入れ替えて違うバージョンを楽しめたりもします。
ところでハンガリーではスイートペッパー（Hungarian wax pepper）という品種のパプリカをこのお料理に使いますが、
日本では見つからない為、レチョーが美味しく仕上がるパプリカを探して作りたいと思います。
甘くて辛いよく熟したパプリカとパプリカパウダーで、まろやかな辛さのコク旨スープをからめながらいただきましょう。
※イメージ↓



Side dish: Puliszkával töltött cukkini (Zucchini filled with polenta)
●プリスズカバル　トルトット　クッキーニ
プリスズカ（Puliszka）はとても古く伝統的なハンガリーのポレンタ料理です。
また農家の伝統的な主食でもありました。
最近モダンハンガリー料理のレストランで綺麗に飾り付けされ出され、再び注目を浴びています。
ポレンタはイエローコーンミールで作られるお粥のようなお料理ですが、
プリスズカバルは、さらにカッテージチーズやサワークリームを加え、そして良く焼いたベーコンをトッピングしたお料理です。
わたしはポーク・レチョーの味に合わせ、これらの基本の材料を見直し、ズッキーニを加えたものを皆さんにご提案します。
当日のレシピを是非楽しみにしていてください。
※当日をお楽しみに↓



Dessert : Mákos piskótatekercs citromkrémmel
(Poppy seed roll with lemon cream)
●デザート：ポピーシード（ケシの実）とレモンクリームのロールケーキ
ハンガリー人はケシの実が大好き。ハンガリー料理には様々に使われます。
ケシの実は独特の風味があり、フルーツやカテージチーズ、なんとパスタにもよく合うのです。
これを聞いて驚くかもしれませんがハンガリーの家庭ではごく普通のお料理です。
デザートにハンガリーならではのポピーシード（ケシの実）を使った夏のケーキを焼き上げます。
※実物↓



Drinks
●御飲み物など