●エジプト版おばあちゃんの野菜の煮物「ビスィッラ　ビ　ルガザル」
日本で「野菜の煮物」という言葉でピンと来るのは里芋、ニンジン、レンコンといったあたりでしょうか。
エジプトではそれは「ニンジンとえんどう豆」に変わります。
野菜嫌いの子どもにどうやったら野菜を好きになってもらえるかの代名詞みたいなお料理で、わたしも子どもの頃
この煮物が大好きで良くご飯の上にかけて食べていました。母はおばあちゃんに。おばあちゃんはそのまたおばあちゃんに習ってきたお料理です。
古代エジプト王様のツタンカーメンのお墓を発掘した時に見つけられたというエンドウ豆。とても古いお料理なんです。
わかりすいレシピで、冷めても美味しいくいただけるので、お弁当のおかずにもおすすめです。
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●牛肉のトマートム
古代エジプトではかなり初期のころから牡牛を神として崇拝していました。
中でも背中に鷲の模様があるといったいくつかの特徴をもった牛を「神」と定義していて
その通りの珍しい牛が見つかった時は国をあげて歓喜して喜び、豊穣の神のお祭りをして、大いに祝いました。
それは草むらで四葉のクローバーをみつけるような楽しい日常です。
いまでは牛肉はムサカにしたり、ミンチにして野菜と一緒につくねにしたり、アラビック料理のメインとして欠かせない食材です。


「牛肉のトマートム」は柔らかな牛肉をサイコロ状にカットしてトマトソースと一緒に煮込んだお料理。
ここでは「牛肉のトマートム」作りに使う美味しいビーフストックの作り方をみなさんにお教えします。
美味しく牛肉をアラビアスタイルで食べる秘伝のレシピをどうぞ。
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●エジプトライス
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●フムスシャーム
これはエジプトのフムス屋台においてあるとっても美味しいスープです。
ヒヨコマメがスープの下に沈んでいて台湾のタピオカドリンクのようにストローまたはスプーンで
するすると飲みながら召し上がります。
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●エジプトのレモン丸ごとピクルス
レストランの前菜に必ず登場したり、スーパーで瓶詰で売っていたりとエジプトの食卓にはかかせない存在ピクルス。
にんじんや青唐辛子などいくつか種類があるのですがここはひとつ
珍しい「レモン丸ごとピクルス」をご紹介します。
モロッコやチュニジアではレモンを塩漬けにしますが、エジプトはサフランパウダーやカロンジと呼ばれるブラッククミンで漬け込みます。
ブラッククミンは、真っ黒いゴマのような形をしていて、普通のクミンとは似ても似つきません。
とても香りが良いのでフランスのカトル・エピスという４つのスパイスという意味のブレンドスパイスに配合されることも。
さてこの「レモン丸ごとピクルス」エジプトではいろいろなおかずにあわせますが
今回のメニューの中では「ビスィッラ　ビ　ルガザル（野菜の煮物）」と一緒に合わせます。
どうやって作りどのように食べるか。是非楽しみにしていてください。
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●ナニーさんのお母さんのレシピから「エッガ」
ボリュームたっぷりのエジプト風卵オムレツです。実はエジプトの「エッガ」やイランのオムレツ「クク」は
スペインのオムレツ「トルティージャ」の原型になったものです。
スペインはその昔アラブ領だった時代がありアラブで生まれたケーキ型のオムレツが伝わりました。
エジプトのエッガは、ククともトルティージャとも、材料、作り方が異なります。
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●クレマル・バクラヴァ
「クリーム・バクラワ」
何層もあるフィロという薄いパイ生地の間にナッツを折り込み上から甘いシロップ蜜をかけたお菓子です。
わたしの大好きなバクラワはナッツの代わりにカスタードクリームをはさんだクレマル・バクラヴァ
。 甘いシロップがたっぷりかかっていて、しっとりしています。
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●檸檬１個と煮沸した瓶をもってきてくださったかたには「レモン丸ごとピクルス」
を１個分お持ち帰りいただけます。
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●今月のエジプト文化：象形文字「ヒエログリフ入門」
古代エジプト文字ヒエログリフ。エジプトの遺跡に多く記されており世界最古の文字の一つです。
紀元4世紀頃までは読み手がいましたがその後、忘れられ１９世紀に再び解読されました。この「謎の古代文字」
をつかって一緒にヒエログリフペーパーに名前を書いてみましょう。
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●ウェルカムドリンク
●紅茶など

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