●maakouda bel houmous
マアコダ　ベル　ホッモス
「「ヨーグルトとタヒナのソースで食べるマリカ先生お手製絶品ファラフェル」」
中はホクホクとした食感、豆の甘さがしっかり味わえて、中近東のお料理において代表格。
ファラフェルはすり潰したひよこ豆にハーブやスパイスを加え、丸く成形して素揚げしたアラブ一帯の広い地域で愛されている食べ物です。
またたくさん作って友人や近隣の住民に配る習慣があり、お祝い事に頂く習慣も。ファラフェルもいろいろな味わいがあり、また最近ファラフェルが流行のきざし。マリカ先生お手製絶品ファラフェルを教えてもらいましょう。
タヒーニ（ごまソース）とヨーグルトをかけてどうぞ。
※左実物。パンにはさんでも↓



●dajaj bel bassal wa zbib
ダジャジュ　ベル　バッサル　ワ　ズビブ
「鶏肉と玉ねぎとレーズンのタジン」
マリカさんのお母さんの味です。モロッコのタジンにはいくつかの定番の組み合わせがあります。たとえば鶏肉とアプリコット、鶏とじゃがいもと塩レモン
ミートボールとトマトと卵などなど。こちらも代表的な組み合わせですが香りのよさ、舌触りのよさで格が上の食べものだという感じがします。
※イメージ↓写真のクスクスではなくパンでいただきます



khoubuz madfour
●ねじりパン
クルクルとねじりをいれた可愛らしいモロッコの郷土パンです。
セモリナ粉と強力粉と黒ケシの実作るパンです。
ふわっとした生地の上を香ばしい黒ケシの実が覆い、実にシンプルな配合で作られるだけにパン職人の腕の見せどころです。
※実物↓



bastilla be sardil
●鰯のパスティヤ
千枚の葉という意味を持つミールフィーユの始まりともいわれているサクサクの薄い生地パスティーヤ。
モロッコでもお祝いの料理という位置づけのもので、旅する際にも是非食べてほしい特別なお料理です。
パスティーヤはミルフィーユの原型らしく何枚もの薄い生地を重ね焼きし、生地作りに大変手間のかかるお料理のため、
今回は春巻きの皮で代用をしながら家庭で作りやすいコツをまじえ皆さんにお教えします。
パスティーヤは甘いミルクベースのデザートと甘く煮込んだ鶏肉を以前クラスでご紹介させていただきましたが、
今回はトマトとオイルサーディンをほどよくスパイス仕立てたものを中に詰めます。
※実物↓



●Boussou latmessous
ボソ　ラトモッソ
モロッコの言葉で「さわらないでキスをして」という意味深なお菓子。モロッコ風カプリチョス
モロッコのお料理、パン、お菓子と毎回習うセットはいつもバラエティにとんでいて、まるで夢のよう。 ピーナッツを使ったスペインの銘菓カプリチョスがモロッコに渡って変化を遂げたもの、 名前の通り壊れないようにそっとお口に運んでください。 ピーナツ入りクッキーをオレンジシロップに漬けてから、粉砂糖をたっぷりかけたお菓子です。
※実物↓






●モロッコのお茶
モロッコのミントティーをお出ししています。
わたしはミントを育てています。モロッコではミントティをアッツァイと呼び、
生のミントの葉とお茶を使って作ります。砂漠の国のお茶は私たちの喉に潤いを与えてくれます。
ミントの葉の収穫ができないときは他の生ハーブのお茶をご紹介します。
お菓子と共に本場モロッコのティータイムを楽しみましょう。