広尾、英語でのクラスです。
仏教の国スリランカ
インド洋に浮かぶ小さな島スリランカ。 ここでのお正月は日本とは全く異なる習慣がありまさに食のミラクルワールドです。 お正月になると厄払いを込めて、毎年決められた方向を見ながらココナッツミルクを沸騰させ、 そのミルクで作った「キリバット」というごはんを食べる習慣があります。
その昔、キリバットはココナッツミルクではなく牛乳が使われていました。そのため、今でもその名残りで キリ(=牛乳)バット(=ごはん)と呼ばれています。
皆様のおかげでクラスが1周年を迎えることができました。 このお祝い料理でみなさんとの記念にしたいと思います。 スリランカと日本。遠く離れた2つの国ですが、偶然にも双方の国で、同じような食材がうまれました。 それが「カツオブシ」です。スリランカでは「モルジブフィッシュ」、シンハラ語でウンバランガダと呼ばれています。 「カツオブシ」はカツオの肉を加熱してから乾燥させた保存食で、スリランカでも万能調味料としてつかわれています。 日本でもカツオ節が一本台所においてあるご家庭が稀なように、スリランカでも高級食材です。 スリランカでは砕いて野菜料理と一緒に使うことが多く、日本と同じように「風味をそこなわずに使う」ように指導されています。 スリランカでは手搾りの生のココナッツジュースと一緒に和えるという日本では想像のつかない使い方をしますが 心の根底にある「カツオの旨み」が脳と舌を刺激するためか、「これだ!」と日本の誰もが納得感動する味に仕上がります。
そして「野菜のビリヤニ」「我が家のスペシャルスパイシーローストチキン」「フレッシュノロッコリサラダ」。 ローストチキンはスパイスで馴染ませますが、調理の工程で「揚げる」ことはしません。 どれも健康を考えて作られた優しくてさっぱりしたお料理です。
キリバッシュイメージ
お正月料理イメージ
コキスイメージ
●ウェルカムドリンク:野菜のスープ
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●スリランカの赤いミルクごはん「ラトゥ ハール・キリバット」
スリランカ南部で獲れる赤いお米「ラトゥ・キャクルハール」を使ったキリバットです。
スリランカの言葉でキリはミルク。バットはごはん。スリランカではミルクは純粋なイメージがあり、
この牛乳を沸騰させることは、何かを新しく始める意味が込められているそうです。
そのためお正月の夜明けの食事、誕生日、そして各月の1日に朝食として食べる風習があります。
さてキリバット。昔は牛乳を使って炊いていたそうですが、お祝い事、神様に近いお料理の為、 生き物の牛乳ではなく、現在ではココナツミルクが使われています。
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●スリランカの白いミルクごはん「キリバット」
スリランカの白いお米を使ったキリバットです。
キリバットには赤と白の2種類があります。両方作ってみましょう。
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●定番の朝の一品「ルヌ・ミリス」
お祝いご飯「キリバット」に必ず添えられる美味しいお供。
モルディブフィッシュと呼ばれるカツオブシと唐辛子や塩などで作られた
ピリリと辛いオカカみたいなものです。
これがまさにスリランカのおふくろの味。作り方は難しくないんですが、おふくろが作ると滅法美味しくなります。
そんなわけで、シンハラ語でルヌは塩。ミリスは唐辛子です。
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●マイルドポークカレー
上品でマイルドなスリランカのポークカレーです。
夏にクラスで行ったブラックポークカリーは、
濃い茶色になるまでローストしたカレーパウダーで作ったパンチの効いた美味しさのもの。
マイルドのほうは、さらさらとしていてポークの旨みが味わえるタイプのスープ。
ピリっと辛い「ルヌ・ミリス」を添えたキリバットには断然こっちだそうです。
※実物↓
●スリランカのキャベツとポテトのカレー
スリランカの農村の人は仏教を信仰しながら伝統的暮らしをしているかたが多くいらっしゃいます。
彼らは野菜だけのカレーでキリバットを食べます。
また新年は、家族が良い年でありますようにと願いを込めながらココナツミルクを沸騰させ、
必ずその年に決まった方角を見ながら料理をし、食事をするそうです。
※実物↓
●スリランカの伝統菓子コキス
これこそ、まさに心のこもったスリランカの伝統菓子です。
スリランカのお正月や結婚式でも良く食べます。
ポルトガルがスリランカを統治していた時代に伝えられたと言われています。
コキスアッチュウという、特別な道具がここでは登場します!
※イメージ↓
●スリランカ紅茶
別名セイロン紅茶。さっぱりしていて飲みやすい紅茶はセイロンティーの神様と呼ばれる
イギリス人ジェームス・テーラーのセイロン紅茶の基盤を築きました。
産地によって香りや味、色などが異なり、実に個性豊かな紅茶です。
Take away meal Box
●アジさんによる「今日のおかずで作った愛情たっぷり手作り弁当」をひとり一個おもちかえりいただきます。
※ご予約方法につきまして
※※写真はお料理名のご紹介のためのイメージです。 実物とは異なります
※ご予約後、「自動的に予約完了メールが届きます。届かない場合は、nikikitchen@ga2.so-net.ne.jpまで ご連絡お願いします」
※注)取りあえず押さえておく為のご予約はお断りしております。
※ご入金後のキャンセルはご返金できませんので、ご出席できない場合は代理の方をご紹介くださるか、 ご欠席のご連絡をお願いいたします。ただし家にあがって習うクラスですので、 譲った方は譲った人の責任をもっていただくかたちになります。ネットでの販売・譲渡は不可です。
※他のクラスへの変更はできません。
※お申し込み後初めての方は3日以内、リピーターの方は5日以内にお振込みいただく前金制です。
※持ち物:エプロン、筆記用具、カメラ等
※お申し込み後初めての方は3日以内、リピーターの方は5日以内にお振込みいただく前金制です。
※持ち物:エプロン、筆記用具、カメラ等
※待ち合わせ場所:地下鉄「広尾駅」そばのキッチンに直接