mechoui
●モロッコの肉のロースト「メシュイ」
モロッコで肉料理と言えば「メシュイ」と呼ばれるほどとても人気のお料理です。
「メシュイ」とはラム肉にスパイスを塗って焼きあげたもの。
モロッコの町中でもこんがりと焼き上げた子羊一頭が店頭に並べられ
ナイフで肉をそぎながら量り売りしてくれます。
おいしく焼き上がったラムはモロッコならではのスパイスで香ばしい匂いが漂っていて
離れた場所からでもお店があるかわかります。
この文化はやがてフランスにも伝わり農村地帯で毎年ラム一頭を焼く祭りが
古くから開かれています。
さてモロッコではメシュイを右手でつまんで食べる習慣があります。手間暇かけて
柔らかくローストしたお肉はマグレブの肉料理の王様です。
※実物↓家庭なので丸焼きは作りません



wardat sahra shelada
●砂漠の薔薇のサラダ「ワルダトゥル サハラ　サラダ」
サハラ砂漠の地下数センチ数メートルのところに「砂漠の薔薇」と呼ばれる鉱物が時折埋まっています。
その美しい結晶体が薔薇の形に似ていることから、このように名付けられました。
英語ではデザート・ローズ（Desert Rose）とも呼ばれる自然の宝物を
モロッコでは料理名に登場させています。
以前、パステーヤの生地を使い薔薇の形のお菓子を作りましたが、こんどはサラダを作ります。
パステーヤの生地の代わりに春巻きの皮を使い、中にカボチャのサラダを詰め、油で揚げます。
いつもの春巻きの皮があら不思議。とってもお洒落で美味しいモロッコのおもてなし料理に生まれ変わります。
※実物↓



khoudar meaamara bel couscous
●野菜のクスクス詰め「ホダル・メアマラ・ベル・クスクス」
　　　 野菜の中に牛肉とマリカ先生が炊き上げた極上のクスクスを詰めたお料理です。
さらにモロッコのトマトソースで煮込んでいきます。
柔らかくなった野菜と出汁の効いたスープがクスクスの中に吸い込まれ、
ふっくら、美味満点の料理に生まれ変わります。
ここではクスクスのモロッコでの蒸し方もおこないます。
やはりマリカ先生の味は違います。
乾燥のクスクスを美味しく食べる方法を勉強します。
※実物↓



halouwa be smida
●セモレナとナッツのケーキ「ハロワ・ベ・スミダ」
　　　　 セモリナ粉を使ったモロッコの伝統的なケーキです。
セモリナ粉といえばパスタですが、パンやスイーツにも使ったりします。
ざっらっとした食感が優しい風合いを生み出します。
美味しいケーキと共に幸せなティータイムを楽しみましょう。
※実物↓



●ミントティまたは季節のハーブティ
モロッコの飲み物で、真っ先に浮かぶもの。それは生の葉っぱがそのまま詰め込まれた熱くて甘いミントティー
ミントの成分は、直接体温を下げる効果があり、また気分を爽快にしてくれます。