JR東神奈川、東横線反町駅。日本語でのお教室です
ディーリャです。ウズベキスタンで日本人の旅行ガイドをしていました。
今回のテーマでは「2種類の具のマントゥを3種のソースで食べる6通りの食べ方を御紹介」。
まだまだ寒い日が続きますね。こんなときには温かい料理がうれしいものです。それはウズベキスタンでも同じ。雪が積もることはめったにありませんが、寒さが本格的に厳しくなる1月中旬から2月中旬には、マイナス10度以下になることもあります。そんなときに食べたくなるのがマントゥです。口いっぱいに美味しい肉汁が広がって、一瞬で幸せな気持ちにさせてくれます。寒い日にあたたかい部屋でマントゥの生地を作るのも、幸福を感じるひとときでもあります。ほかほかの温野菜のサラダとともに召し上がれば、冷え切った体もすぐに温まるはずです。デザートは春を感じさせるイチゴのケーキをご紹介します。
くるみのソースで食べる
温野菜サラダ
6種類の味のマントゥ食べ比べ!
カッテージチーズ入りのケーキ
Welcome drink
●シナモンティー
2000年にユネスコの世界文化遺産に認定されたブラハの町にある有名な喫茶店「ティー・ハウス」で出されている人気のお茶です。ブラハは、 かつて中央アジアのみならず、イスラム世界全体の文化的中心地として繁栄を誇った町で、今でも毎年シルクとスパイスの祭りが盛大に開催されています。 シナモンティーには、シナモン以外にカルダモンやオレンジなどを加えます。スパイスの香りとフルーティーな酸味と甘みが楽しめます。
< 実物 >
ムルジュスコイ・カプリズ
●男の我がままを叶えるサラダ
直訳すると「男の我がままを叶えるサラダ」という、なんだかとても仰々しい名前を持つサラダです。でも、食べてみるとマイルドな味わいです。 牛肉やチーズ、卵などを使ってボリューム感たっぷりに作るので、男性が食べてもしっかりお腹にたまって満足感が得られる、というところからこの名前が付けられたのでしょう。 自家製ソースを作り、茹でた食材を層のように重ね、その間にソースを敷き、さらに全体をケーキのようにソースで覆います。
< 実物 >
マスタヴァ・シュルヴァ
●お米入りスープ
肉と脂身が持つコクと野菜の旨味をじっくりと引き出して味わうスープです。肉は牛肉でも羊肉でもお好みで。このスープにはもうひとつ大きな特徴があります。 それは米を使うこと。ウズベキスタンでは米はそのまま白いごはんとして食べることはなく、プロフでいただくのが一般的。それ以外で米を食べるのがこのスープです。 米が主役のお粥ではなく、あくまでもスープなので、加える米は少量で、野菜として用います。穀物である米からも、豆などと同じようにダシが出るからです。 まだまだ温かいスープがうれしい季節。ウズベキスタンの優しい味のスープで、体を暖めてください。
< 実物 >
ヨンゴック ソーウスリ サラト
●くるみのソースで食べる温野菜サラダ
サラダを意味するサラトという名前がついてはいますが、温野菜の料理といった仕上がりです。ウズベキスタンでは冬には葉物野菜が少なくなるので、根菜などのずっしりとした野菜を食べてビタミンを摂取します。今回は冬に美味しいさつまいもとバターナッツかぼちゃ、カリフラワーなどを使った温かいサラダを作ります。また、味付けには温野菜と相性のいいくるみと穏やかな酸味の白ワインビネガーでソースを作ります。 私の育った地域はウズベキスタンの中でもとくにくるみの栽培が盛んで、市場の露店では様々な種類のくるみが売られていました。日本では見かけませんが、チョコレートのような味のものもあるんですよ。また、くるみはオメガ3脂肪酸をはじめ、ビタミンB1やビタミンEを豊富に含むスーパーフード。血流を改善し、コレステロール値や中性脂肪値を下げて、生活習慣病予防に効果があると言われています。そんなくるみをたっぷり使って作ったドレッシングを和えた美味しいサラダで、くるみを積極的に食べて健康に。
< 実物 >
●味6通りの食べ比べ!羊肉・牛肉2種類のマントゥ×3種のソース
肉汁がジュワと出てきて美味しいマントゥ。マンティと呼ばれることもありますが、広く中央アジアの国々で食べられている名物料理です。初めて召し上がる方も多いのではないでしょうか。具は羊肉や牛肉を塩と胡椒で味付けしたものと玉ねぎ。それを小麦粉にたまごを加えて捏ねた生地で包んで蒸し上げます。
マントゥは大きくふたつに分かれ、醤油をつけて食べるか、ヨーグルトをかけて食べるかという違い。ウズベキスタンはロシアのペリメニに近く、ヨーグルトをかけていただきます。
また、ウズベキスタンのマントゥづくりには独特な習慣があります。それは生地をひとつぶんずつ作るのではなく、テーブルいっぱいに広げるほどの大きさに作ること。大きく作ってから、ひとつぶんを切り出します。弾力のある生地を薄く伸ばして作った皮は、蒸すともっちりとして、具との一体感が増して美味しいんです。
クラスでは羊肉が苦手な方も召し上がれるよう、羊肉と牛肉の両方で作ります。また、マントゥをより美味しく味わっていただけるよう、3種類のソースを作ります。
< 実物 >
トヴォログリ・トルト
●カッテージチーズ入りのケーキ
ウズベキスタンは酪農にも力を入れています。そのため北海道のようにチーズケーキが大人気。といっても日本で想像するものとはまた違うケーキになります。 牛乳からカッテージチーズを作ります。そのカッテージチーズを使って作るヨーグルト味のケーキです。カッテージチーズを加えることで、チーズっぽさはないものの、コクのある味わいになります。 いちごが美味しい今の季節にぴったりのケーキです。いちごをふんだんにトッピングしてかわいく仕上げましょう。
< 実物 >
●紅茶
■文化紹介
1.ウズべキスタンの民族ダンス 2曲
*お持ち帰りがあります。
タッパーをいくつかお持ちください。水分が出ない容器もお持ちください。
Nikis Kitchen 参加規定・キャンセル規定・免責事項等
ご予約お申込は、以下の内容についてご確認・ご同意の上、「ご予約ボタン」をクリックし、
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お料理は料理名としてのイメージのため実物とは異なります
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※他のクラスへの変更はできません。
※お申し込み後初めての方は3日以内、リピーターの方は5日以内にお振込みいただく前金制です。
※持ち物:ふきん、エプロン、筆記用具、カメラ等
※待ち合わせ場所:東神奈川そして反町駅そばの指定箇所に集合。 詳しい行き方、経路につきましては正式後予約後ご連絡いたします。
※お子様は10歳から参加可能です。その際はお子様の料金をお支払いいただきますので別途ご連絡をください。