こんにちは。Nikiです。
今年も1年どうもありがとうございました。お教室も顔なじみが増え、心強い限りです。
お教室にヘルプでいくつもりが いつもみんなにヘルプされてるわたし。
本当に皆さんには感謝しております。
来年も新しい出会いをみんなで楽しもうね☆

  Happy Merry X'mas and Happy New year.
  I wish your happiness!!
 
 祝 聖誕快楽 新年快楽 万事 如意  有縁千里 来相会 多謝!!

 Feliz Navidad!
 Feliz Ano Nuevo!


第十四回 国境を溶かす場所

 
     



フェンス越しに。マーケットのチーズ売り場に。人々の雑踏にまぎれこむように。 異国の言葉をしゃべれる人たちが、ただずむヨコハマ。


  開港から多くの歳月が過ぎ、外国人達と、もっと混じりあっても良いはずなのに 今だ目に見えない境界線が存在する。

  国境。

  ヨコハマに住む、多くの外国人達は"外国人"という一つのコミューンを作ってい る。情報も噂も喜びも悲しみも その中でくるくると回っている。

  そこには日本人の存在は 限りなく少ない。
  私達は、街角から近い距離、遠い距離感で彼らをみつめている。 その境界線を少しだけ、越えてみたいと思った。言葉も、習慣も、宗教も違う異国 の人たちと、いちばん簡単に、親しく分かち合える文化といえば・・・。

そう、料理だ!

米軍住宅に住むその人は、最初、信じられないという顔をして、聞き返してきた。
「えっ?ここでですか?」
「はい。ここでです。あなたのキッチンを開放してほしいのです」
  それ以来、いったいいくつのキッチンを訪れたことだろう。

  こうしてできたきっかけは、キッチンから香る甘い匂いに変わる。そこからたく さんの笑い声が生まれる。最初は小さかった輪が、少しずつ広がっていって、いく つもの小さな国境が開かれた。違いを受け入れること、それを楽しむこと。普通 な ら、とても難しいとされているそんなあれこれを、キッチンの中で私たちは容易に なしとげてしまう。

  それは確実に、私達の心に引かれていた国境を溶かし始める。

  ★彼ら達と深く関わる上で外せないのが、彼ら達がこよなく愛するグローサリー ショップの存在 。

  今回はレシピの代わりにその門戸を皆さんに御紹介します。


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本日は世界の食材が買えるショップの紹介

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中近東食材「テヘランショップ」

住 所:横浜市西区平沼1−38−15 KYビル
(横浜スイミングスクールの前)
T E L :045-321-6930
開 店:13:00〜21:00
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横浜駅東口から徒歩10分。平沼にあるヨコハマスイミングスクールの前にあるKY ビルの5Fテヘランショップ。
  小さな事務所サイズの店内には、整理整頓されたインド、中近東の食材、雑貨がと ころ狭しと並ぶ。  イラン出身の新婚さん店員、サイさんに
「おいしい中近東のお料理を教えて下さい」
  と声をかけると、必要な材料と共にレシピを親切に教えくれます。

濃厚で美味しいジュースはマンゴ、ライチ、ザクロ。各¥100。
カレーに使用する混合スパイス。フィッシュマサラ、チキンマサラは 各¥280。
変わり種はベジタリアンが使用するマーガリンの「キャレ」
中近東の垢擦りで使う粘土の「セフィダ」
胸焼けの薬変わりに使う「ミントウォーター」
焼き菓子のシロップに使う「ローズォーター」
お腹が痛い時に飲む「カモフィネルウォーター」

多種スパイスがとても格安で売られているのは特筆もの。
お薦めは、ザクロジュース。コップの1/5位までこのザクロジュースを注ぎ残りのス ペースを市販で売っている砂糖の入っていない炭酸水で足すと紫と透明のきれいなグ ラデーションが映える、甘酸っぱいドリンクに。ドリンクの上にはミントの葉を浮か べるとより素敵に変身。

また垢擦り粘土「セフィダ」は入浴の時に、消しゴムで肌をこする感覚で使用する とツルツル効果が楽しめます。

このお店では、中近東やインドの奥様達と出会うことが出来ます。

 

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ラテン食材「トッカーノ」

住 所:横浜市鶴見区鶴見中央1-25-1-301
T E L :045-504-9137
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JR鶴見駅東口下車。バスターミナルの中にある横浜銀行を左折。1つ目の信号を右 折。次の角にあるビルの3F。
  小さなお店の中は明るいラテンムードで包まれています。毎週土曜日に入荷される 新鮮なラテン野菜は珍しいものばかり。
  ここのお薦めは、ユカとエンパナダスの冷凍食品。

  "ユカ(キャッサバ)フライ"は甘くてもちもちしていて、グルメなお教室のメンバ ーに大人気。"エンパナダス"は大きな餃子の皮の中にチキン、ほうれん草、チーズは ほどよくミックスされていて、一度食べると病み付きになります。

  レジの横で販売されている店員さん手作りのラテンお惣菜を、その場でケチャップ と共にほおばれば、あなたも陽気なブラジリアンに!

  このお店では、多くのブラジル人達と出会う事ができます。

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この週末、あなたの国境を溶かしにでかけませんか?
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エッセイストの紹介
Niki
(プロフィール)
Niki


Niki's Kitchenを運営しています。
ホームページの作成。ゲストさんの募集。レシピ収集。写真撮影。材料の調達。先生探し。先生との交渉。 お教室のプランニング。エッセイ書き。宣伝...etc


Niki's Kitchenの名前の由来は
同名の最初のサイトでお料理レシピ集のホームページを運営していました。
..というわけで”私の台所”からスタートをしました。
そのうち、”他人の台所”に変化したのは言うよしもありません。
たまには作らないとね............................料理。

日頃よくおこなわれる会話
Niki 「やばい.....................」
他の人「どうしたの?」
Niki「..........なんでもない (ゴソゴソ)」

趣味:もの作り。
目指すは:スマイルな生き方
苦手なのは :スマートな生き方